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グローバルイノベーション研究院 エネルギー分野・小笠原チームの笹原弘之教授が、2019年12月13日(金)「令和元年度 一般社団法人FA財団論文賞」を受賞しました。
■受賞名
令和元年度 一般社団法人FA財団論文賞
■受賞概要
・受賞論文
「Chip Control in Turning with Synchronization of Spindle Rotation and Feed Motion Vibration, Precision Engineering, 53 (2018) pp.38-45. 」
・論文内容
XY軸の合成振動と主軸回転の同期による振動切削技術LFVを実現し、その振動モデルを定式化することにより、切りくず分断に必要な動作条件を幾何学的に導出した。切りくずを細かく分断できることで、工具への絡みつきや被削材表面への傷防止、切りくず容量の増大を解消できる。また、同送り速度の慣用切削に対してLFVでは比切削抵抗が減少することを明らかにした。
・賞の概要
本賞は、「FA」および「産業用ロボット」、ならびに「これらに関する技術」に関する研究開発の奨励およびその進展、人材の育成を促進することを目的とする。その内容が独創性に優れ、かつ工業的価値が高いと認められる論文の著者で、大学、公的研究機関、および企業の研究者または技術者を対象として表彰する。
一般財団法人FA財団(別ウィンドウで開きます)
•東京農工大学 笹原弘之教授 研究室WEBサイト
授賞式にて、右から、笹原教授、工学府機械システム工学専攻博士後期課程3年(論文執筆時)三宅章仁さん
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