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◆講演者:Dr. Robert E. Simpson (英国、バーミンガム大学、准教授)
◆講演タイトル:”Phase change materials: from data storage to photonics”
◆日時:2024年12月18日(水)(13:00~14:00)
◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス 工学部講義棟 3階 L0032講義室
◆言語:英語
◆開催担当者:グローバルイノベーション研究院・工学研究院 久保 若奈(グローバルイノベーション研究院 エネルギー分野 久保チーム)
◆開催案内
◆参加人数:24人
講演概要
英国バーミンガム大学のRobert E. Simpson先生をお迎えし,GIRセミナーを開催した。A科の久保研究室の学生12名のほか,他学科のPI, 学生,スタッフなどの参加があり,総勢24名程度の参加者であった.会場でのディスカッションを重視したため,セミナーは対面のみで実施し,後日セミナー動画を公開する形とした.
Simpson先生は相転移材料の開発,機能性の評価,相転移材料を用いた光・電子デバイス開発において著しい成果を上げている相転移界では著名な研究者である.当日は相転移材料になじみのない学生向けに相転移材料の簡単な紹介,基礎的な光・電気特性等の説明をしていただき,学生にとってもたいへんわかりやすい講演内容であった.特に相転移材料を用いた光電子デバイス開発については,相転移材料を塗布した光導波路への光照射によって,導波路内に光を閉じ込める効果をもつデバイスであったことから,学生も非常に興味をもった様子であった.そのため,特に相転移材料を活用した光・電子デバイスに対する質問が相次いだ.講演後は質疑応答に入ったが,学部生3名から英語での質問があったことは驚きであった.各自,英語翻訳ツールを使いながらでも英語で質問できたことは,意義深い.セミナー終了後は学生参加者やPIと,Simpson先生との交流の時間が続き,交流を促進できたことから,充実したセミナーであったと結論した.
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