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【2023.3.15. GIR公開セミナー報告】Dr. Koji Sode “The Biosensing Technologies for the Future Diabetes Management”

イベント報告
2023.3.20

◆Dr. Koji Sode (米国、ノースカロライナ大学 チャペルヒル校 、教授)

◆講演タイトル: “The Biosensing Technologies for the Future Diabetes Management”

◆日時:2023年3月15日(水)

◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス 東京農⼯⼤学140周年記念会館3階 多⽬的ホール

◆言語:英語

◆開催担当者:池袋 一典 教授 (グローバルイノベーション研究院 ライフサイエンス分野 池袋ユニット)

開催案内

◆参加人数: 70名

講演概要

 GIRのスーパー教授である早出広司教授の基調講演をして頂き、新規バイオセンサー素子、およびそれを用いた新規バイオセンシングシステムの開発研究を行っている、UNC at Chaple Hillの永田まどか氏、この3月に博士号を取得する予定である、本学博士後期課程学生の、柳瀬琢望君、三浦大明君にその研究成果を英語で発表してもらい、議論を行った。
 まず、早出教授に、”The Biosensing Technologies for the Future Diabetes Management “のタイトルで、血糖値センサーの最先端研究開発動向とこれからの進化形態についてご説明いただいた。更に今後の常時体調モニタリングに利用するための直接電子移動型酵素の開発について、現状での課題と、それを解決する為の様々な最先端の試みをご紹介いただき、参加者と活発な議論を行った。
 次に永田まどか氏が、”Development of the therapeutic humanized monoclonal antibody aptamer sensor”という演題で、自身の博士論文研究の中で開発した、アプタマーを用いた新しいバイオセンシングシステムの開発について発表し、参加者から様々な質問をいただき、活発な議論を行なった。
 そして、本学博士後期課程で、今年3月に博士号取得予定の柳瀬琢望君が”Development of a versatile method to construct direct electron transfer type enzyme complex facilitated by SpyCatcher-SpyTag system for bioelectrochemical applications”という演題で、電極に直接電子を渡すことのできるタンパク質の創製とこれを用いたバイオセンサー開発について発表し、参加者と活発な議論を行なった。
 最後に、本学博士後期課程で、今年3月に博士号取得予定の三浦大明君が”Proximity-unlocked luminescence by sequential enzymatic reactions from antibody and antibody/aptamer (PULSERAA) as a virus visualization platform”というタイトルで、身の回りのウイルスを可視化するための新技術開発について発表し、会場からたくさんの質問を受け、活発な議論を行った。

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