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イベント報告

【2022.3.15 GIR公開セミナー報告】 “Smart Mobility Research Center International Seminar on Autonomous Driving Technology”

2022.3.17

◆Dr. Mathias Lidberg (スウェーデン、シャルマース工科大学、准教授)
◆講演タイトル: “Assistance System for Evasive Manoeuvres on Curves -Optimal Copilot for Vehicle Control at the Limits of Friction-”

◆Dr. Roman Henze(ドイツ、ブラウンシュバイク工科大学、教授)
◆講演タイトル: “Autonomous Driving – Key to the Transformation of Mobility”

◆日時:2022年3月15日(火)

◆会場:Zoom

◆言語:英語

◆開催担当者:ポンサトーン・ラクシンチャラーンサク 教授 (グローバルイノベーション研究院 エネルギー分野 小笠原チーム)

開催案内

◆参加人数: 20名 後日google classroomで配信

講演概要

Mathias Lidberg先生およびRoman Henze先生をお迎えして、GIR公開セミナーを開催した.Lidberg先生は、車両運動力学と制御を専門とし、スウェーデンのChalmers University of Technology Vehicle Dynamics 研究グループの准教授、International Association for Vehicle System Dynamics SymposiumのInternational Scientific Committeeの委員の1人である。Henzeは、ドイツのブラウンシュヴァイク工科大学の車両工学研究所および付属の車両研究センター(Niedersaechsisches Forschungszentrum Fahrzeugtechnik)のリーダーの1人である。今回のセミナーでは自動運転システムに焦点を当てて、最新の研究について解説いただいた。

セミナーの前半ではカーブ路走行時の障害物回避性能を向上させるための自動回避システム(EMA: Evasive Manoeuvre Assistance)関する研究を紹介していただいた。障害物に対する最適な回避経路を生成し、その経路に追従するための自動ブレーキ、自動操舵制御アルゴリズムの設計およびコンピュータシミュレーションを用いた検証について説明いただいた。

セミナーの後半では、自動運転システムの動向、高速道路での評価法、一般道の自動運転システムの開発、インフラシステムと協調した自動駐車システム、自動運転システムの評価法に関する日独の国際連携、ラストマイル自動運転の開発プロジェクトについて幅広く解説いただいた。

各講演終了後には聴衆から質問が多数あり、教職員だけではなく多くの学生に刺激を与える非常に有意義なセミナーであった。

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