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2021.11.29
Dr. Sonoko D. Bellingrath-Kimura (ドイツ、ライプニッツ農業景観研究センター (ZALF) 、第二領域・土地利用とガバナンス長・教授)
◆日時:2021年11月25日 (木)
◆会場:Zoom
◆言語:英語
◆開催担当者:大津直子 教授 (グローバルイノベーション研究院 食料分野 大津チーム)
◆参加人数: 40名 後日google classroomで配信
◆開催案内
講演概要
Sonoko D. Bellingrath-Kimura先生をお迎えして、GIR公開セミ ナーを開催した。卓越大学院との共催であり、日本側だけでなく、ドイツ側からも多くの学生が参加し、日独合わせて参加者は約40名であった。
前半1時間はBellingrath-Kimura先生からの講義であり、気候や地形、人口、産業、農業について、日独の比較についてのお話を伺った。また農業上の両国の問題を、これら項目と関連づけて解説された。さらに、これら農業上の問題を解決するために、ZALFで行われている研究について、土壌微生物などのミクロな視点から、農業景観などのマクロな視点まで、IoT技術を取り入れてモニターしながら調査しているお話を伺った。さらにZALFの紹介をされ、研究成果から政策を考えたり、人々に普及したりするための部署についてのお話しもされていた。農工大側からも卓越大学院の教員が、農工大で行われている、農業や環境における問題を解決するための研究例を紹介した。
後半は学生がzoomのブレイクアウトルームに分かれてドイツ、日本、また留学生の場合は自国の農業と環境問題について例を挙げ、その解決方法についてディスカッションを行った。短時間ではあったが、共有ファイルに書き込みながら進めていた。最後に各グループの代表者が話し合った内容をプレゼンした。農工大側の学生にとっては、英語で海外の学生と交流する貴重な機会となった。参加者全体で、異なる国の人々と議論し視野を広げることで、新たな解決策を生み出せることを実感できたセミナーであった。
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