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2020.12.3
講演者
Dr. Sonoko D. Bellingrath-Kimura (Head and Professor of Resarch Area Land Use and Goveranance, Leibniz Centre for Agricultural Landscape Research (ZALF), Germany)
◆日時:2020年11月26日(木)
◆会場:Zoom
◆言語:英語
◆開催担当者:大津 直子 教授 (グローバルイノベーション研究院 食料分野 大津チーム)
◆参加人数: 約40 名 後日google classroomで配信
◆開催案内
講演概要
本セミナーは卓越大学院と共催し、ドイツフンボルト大学の共同授業として開催した。日本側約40名、ドイツ側約30名の参加であった。
前半1時間は、Bellingrath-Kimura教授からの講義であり、まずはお互いの国のことを知るために、zoomの質問機能などを使いながら、ドイツと日本の人口、土地利用、貿易、農業などについて学んでいった。それをベースとして、環境汚染をもたらす反応性窒素が産業革命以降、化学肥料の利用や畜産の発展によって、いかに生じているかについて、講義があった。
後半では参加者を8つのグループルームに分け、ディスカッションを行った。日本、ドイツ、あるいは留学生は自分の出身国について、農業が環境にもたらす問題を認識しあい、その解決策について、意見を出し合った。議論の結果は、google driveの共有ファイルにまとめっていった。最後に、8グループの代表が議論の結果を発表した。
ドイツ側の学生は、このような英語でのグループディスカッションに慣れている様子だったが、日本側は初めての体験だった学生も多かった。それにも関わらず、英語で自分の意見を述べ、議論に参加していた。このような共同セミナーの機会を頻繁に持つことは、農工大学生が積極的に自分の考えを発信できるようになるために重要だと感じた。
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