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2019.12.17
講演者
Dr. Guanghui Ma (Professor, Chinese Academy of Science, China)
◆日時:2019年12月10日(火)
◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス BASE本館 1階 会議室
◆言語:英語
◆開催担当者:荻野 賢司 教授 (グローバルイノベーション研究院 ライフサイエンス分野 荻野チーム)
◆参加人数: 約30名
◆開催案内
講演概要
ミクロまたはナノ粒子(カプセル)のバイオ製剤工学(持続的なリリース、ターゲットを絞ったデリバリー、抗がん剤、ワクチンの補強剤)への展開についてご講演いただいた。馬先生の研究グループでは、均一粒径微粒子の作製のために基盤となるシステムを構築され、この基盤を用いて、様々な薬剤を担持した粒子を異なる応用をみこして設計していることが紹介された。均一粒径とすることで、繰り返し使用が可能にあり、さまざまなインテリジェント性が抗がん剤の薬物放出均一粒径微粒子に組み込まれた。例えば、変形可能、pU応答性などであり、どのような仕組みで粒子の変形特性が薬剤の効果に寄与するのかに関してわかりやすく解説された。
本講演の後には、通常の質疑応答ばかりではなく、馬先生を囲んでのフルートークを実施して、参加者の理解が深まった。BASE‐中国科学院との交流協定も始まり、BASEからは秋澤学府長にも参加いただき、今後の協定の進むべき方向性、発展性に関しても議論した。
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