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2019.12.9
講演者 Dr. Dana Kulic (Professor, MONASH University, Australia)
◆日時:2019年12月2日(月)
◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス 14号館103研究室
◆言語:英語
◆開催担当者:ベンチャー・ジェンチャン教授 (グローバルイノベーション研究院 エネルギー分野 田中チーム)
◆参加人数: 27名
◆開催案内
講演概要
オーストラリアのモナッシュ大学のDanaKulić先生をお迎えしてGIRセミナーを開催した。Kulić先生は2019年にモナシュ大学にMonash Roboticsを設立しました。Monash Roboticsは、人間中心の設計と組み込みの機械知能を融合させ、人間中心のロボット研究を追求しています。 世界をリードするロボット研究者、学生、業界パートナーの専門チームが協力して、知覚と学習、人間とロボットの相互作用、設計と操作の発見を進めています。また2009年にはカナダのウォータールー大学にadaptive systems研究所を設立し、人間ロボットの相互作用、リハビリテーションのための人間運動解析、ヒューマノイドロボット工学の研究を行っています。
セミナーでは、教育現場でのソーシャルロボットの使用を調査する最近の研究について講演していただきました。Kulić先生の多角的な環境下におけるロボットの研究に基づき、様々な角度でロボットの役割、ロボットと人間への相互作用等教えていただきました。教育者としての観点からのロボットに関する研究については、とても新鮮な内容でした。参加者も熱心に聞き入り、新たな知識となったことと思います。
また、様々なロボットの実装とその利用者との実験とその結果に関して説明していただきました。
その初期結果がいかに有望なものであるか、今後の見通しと未解決の問題についても教えてもらいました。
Kulić先生のメリハリのある力強い講演は、参加している学生、研究者におおいに知識と活力を与えてくれたものと思います。とても意義のある時間でした。
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