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2019.7.31
講演者 Dr. Paul E. Verslues (Institute of Plant and Microbial Biology, Academia Sinica, Taipei, TAIWAN)
◆日時:2019年7月25日(木)
◆会場:東京農工大学 府中キャンパス 第一講義棟 18教室
◆言語:英語
◆開催担当者:梅澤泰史 教授 (グローバルイノベーション研究院 食料分野 梅澤チーム)
◆参加人数: 20名
◆開催案内
講演概要
GIR食料分野・梅澤チームでは、Paul E. Verslues博士(Academia Sinica・台湾)をお迎えして、令和元年7月25日にGIR公開セミナーを開催した。 Verslues先生は、モデル植物であるシロイヌナズナを用いて、環境ストレス応答のメカニズムに関する研究を行っている。特に、タンパク質脱リン酸化酵素に着目して、その相互作用タンパク質や脱リン酸化の基質タンパク質の解析を精力的に進めており、優れた論文を多数発表している。本研究セミナーでは、これまでの研究の経緯とともに、現在進行中のシロイヌナズナを用いた遺伝子の機能解析の結果などについて、ご紹介いただいた。その中には、細胞骨格に関するものやRNAのスプライシングに関する因子などがあり、様々な研究手法を駆使して、新規な遺伝子の機能を次々に明らかにする様子が紹介された。最先端の研究の現場を感じることができたことは、講演を聞いていた教員や学生にとって貴重な経験になったと思われる。会場からは、新しい実験手法に関する質問や、同定された遺伝子の機能に関して多くの質問があり、盛況な公開セミナーとなった。
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