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カーボンニュートラル実現に向けた次世代ポストリチウム蓄電池の創製

【エネルギー】 岩間チーム

  • 研究概要

    本研究ユニットでは2050年のカーボンニュートラル実現に向けた次世代ポストリチウム蓄電池の創製を目標とする。リチウムイオン電池およびリチウムイオンキャパシタを巡る開発環境は、EVシフトや気候変動対策を背景に産業界全体での需要が急拡大している。これに伴い、蓄電デバイスにおける元素戦略が国家安全保障上の問題となっており、現行のリチウムイオン系デバイス寡占状態からの一部脱却が求められている。そのような背景から、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムなどの資源性に優れるイオンを主体とした、ポストリチウム蓄電池が国内外で注目されている。しかしながら、室温でも動作するポストリチウム蓄電池の例は限定的であり、これまでにリチウムイオン系で開発してきたような、超高速・高サイクル寿命を有するキャパシタ的なデバイス開発の方向性は十分に検討されていない。本研究では、次世代キャパシタ材料の開発技術を応用することで、高速・長寿命かつ資源性に優れる次世代ポストリチウム蓄電池の実現を目指す。

代表者について

外国人研究者について

Céline Merlet

所属研究機関 フランス国立科学研究センター (フランス)
部門 Centre Interuniversitaire de Recherche et d'Ingénierie des Matériaux (CIRIMAT)
職位 研究員
URL

https://www.cnrs.fr/fr/personne/celine-merlet

その他の研究者

直井 勝彦(工学府・特任教授)
沖田 尚久(工学研究院・助教)
荻原 信宏(工学研究院・客員准教授)
折笠 有基(工学研究院・客員教授)
松村 圭祐(グローバルイノベーション研究院・特任助教)

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